それは、一本の紐で結ばれたようなものではなく
同じ大地に根を張って、
その根っこ同士が互いに入り組んで
どこかの根っこはすでに、
地下茎のようにつながってしまっている
というような状態を意味します。
お互いに養分をそこで受け渡し合ったり
互いの境界線がもはや、
明確にはわからなくなっていたりするのです。
生まれ育った故郷を「ルーツ」と呼んだりしますが
たとえば、母校とか、最初に勤めた会社とか、
非常に重要な経験をして一気に大人にしてもらった場など、
人は、後天的な「ルーツ」もけっこう持っているものだと思います。
元の恋人やパートナーに対しては
別れた後も何となく、紐帯を感じたりしますし
そんな感覚は、友情とも恋愛感情とも呼べない、
どんな名前で呼びようもない、連帯感としてずっと残っていきます。
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